事故クレーム不具合

滑り台の事故を防ぐために|落下・引っかかり・硬い地面に要注意

 滑り台は子どもたちに人気のある遊具ですが、実は事故件数が最も多い遊具でもあります。
 特に多いのは「転落・落下」による事故で、滑走中の立ち上がりや、滑り出し口からの転倒などが原因です。
 さらに、地面がコンクリートなど硬い素材だと、ケガの重症化リスクが高まります。ゴムチップなど、衝撃を吸収する素材への改善が望まれます。
 また、滑り出し口の構造に衣類のひもが引っかかり、首が締まる事故も報告されています。パーカーのフードひもなどが滑り台の隙間に引っかかることが原因です。構造上の見直しと、「ひも付き衣類に注意」といった表示が重要です。

 当店では、徳島県内の遊具管理者様を対象に、危険箇所の点検サポートや改善方法のご提案を行っております。気になることがあれば、どうぞお気軽にお声がけください。


ブランコ屋ドットコム|株式会社ヤマガタ
徳島県徳島市下助任町3丁目14番地

危険遊具は撤去すれば万事解決?事故事例から遊具の在り方を考える。

消えていった遊具たち

回旋塔(かいせんとう)、遊動円木(ゆうどうえんぼく)、箱型ブランコ、回転ジャングルジム(グローブジャングル)、懸垂シーソー(ぶらさがりシーソー)、どれも最近ではほとんど見かけなくなった遊具です。

これら遊具それぞれに、子どものケガや事故をきっかけにその構造に問題があるとされ、新設されなくなったのはもちろんのこと、事故直後に全数を撤去する自治体も普通にありました。

一方で、そんな中でも管理者できちんと議論し、揺れを止めたり回転を無くすなどの処置をして利用を続けるなど、「臭いものにフタ」のような形式的な管理体制に一石を投じる自治体もありました。

 

遊具も建築構造物も同じ。時に人間を傷つける凶器となる。

先日、神社の灯籠が倒れ、その下敷きになった児童が死亡するという痛ましい事故が起こりました。この事故に対する世間の反応を見ていますと、「灯籠を撤去せよ」という声は必ずしも多数派とはいえません。むしろ灯籠に登った行為にも問題があるという意見も出ているようです。

しかしながら、人の力で倒れるものは、地震の揺れでも十分倒れたのではないかと推測することもできます。実際、コンクリートブロックの塀は先日の地震での倒壊事故をきっかけに、現在大多数の自治体で点検・補修が実施されているところです。

 

あらゆる方向からの意見集約と、短絡的でない在り方の決定を。

使い方が間違っている、使用者にも責任があると、あっさり結論を出してしまうのも決して良い解決策とは思えません。
事故をしっかりと検証し、あらゆる構造物、建築物の在り方を考える方向に向かう議論が進んでいくことを期待します。

ただ、遊具を撤去する結論を出す前には必ず確認して欲しいんです。

「子どもたちには聞きましたか」と。

 

 

事故の無い遊具管理をするべく、皆様からのご意見をお聞かせください。
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店長の山形です。私がご対応させていただきます。