0年 0月 の投稿一覧

雲梯(うんてい)の安全規準(徳島県石井町)

この遊具の名前、覚えていますか?

そうです「うんてい」です。漢字では「雲梯」と書きます。先日、徳島県の某幼稚園に納品させていただきました。

うんていには水平なものや傾斜がついたもの、山型になったものもあります。公園などではひねった形状のものや円形につながったものなんかも見かけますね。

このうんてい、一見とてもシンプルな構造ですが、実はかなり危険度の高い遊具なんです。この遊具で一番チェックしておかなくてはならない部分はズバリ、バーとバーの間隔の距離です。

分かりやすい表現で言うと、首が引っかかって宙づり状態にならないバー間隔になっていないといけません。つまり、体が全く通り抜けない寸法であるか、もしくは、頭も体も通り抜けて落ちてしまう寸法にしておく必要があります。

具体的には、隙間が10センチ〜23センチになっていたら安全規準違反です。出来るだけ間隔が狭いほうが安全に見えますが、そうではありませんので十分ご注意ください。

あと、ランドセルを背負ったままの使用は大変危険ですので、もしそのような子どもを見つけたら必ず注意してあげてくださいね。

屋外バスケットコートの床材

鳴門にできたバスケットボールコート。無料で予約せずに使えるらしく、たくさんの人で賑わってました。

地面を見るとこんな感じ。

コンクリートでもゴムチップ舗装でもありませんでした。

なるほど。

徳島で芝すべりが楽しめる公園

芝すべり!子どもの時やりましたか?楽しかったですよねー。(^^)

最近では、近所の公園なんかでは滑れるところがほとんどなくなってしまいました。だから思いっきり芝すべりできるところは貴重な遊び場です。

でも結構大型の施設になるので、そんなにたくさんは作れないのが実情でしょうね。

遊具の耐用年数を知っていますか?

遊具の耐用年数を知っていますか?

一般的に屋外で使用されるブランコや滑り台などの遊具は、日本のどこに設置されているかや、その公園の人気度などによる使用頻度がまちまちなこともあり、一概に耐用○年と決めてしまうことができません。

そこで遊具業界では、標準使用期間という言葉を用いて、目安となる年数を決めています。

鉄製の複合遊具の場合、標準使用期間は15年です。でもここで気をつけないといけないのは、標準使用期間が15年の遊具でも、部分的に消耗品としてメンテナンスが必要な部材があるということです。

例えばこのネットなどは、それこそ使用頻度により消耗度合いが公園によって大きく異なります。

管理者は、日々の日常点検で特にこの消耗品についてチェックしておくことが重要となります。