この遊具の名前、覚えていますか?
そうです「うんてい」です。漢字では「雲梯」と書きます。先日、徳島県の某幼稚園に納品させていただきました。
うんていには水平なものや傾斜がついたもの、山型になったものもあります。公園などではひねった形状のものや円形につながったものなんかも見かけますね。
このうんてい、一見とてもシンプルな構造ですが、実はかなり危険度の高い遊具なんです。この遊具で一番チェックしておかなくてはならない部分はズバリ、バーとバーの間隔の距離です。
分かりやすい表現で言うと、首が引っかかって宙づり状態にならないバー間隔になっていないといけません。つまり、体が全く通り抜けない寸法であるか、もしくは、頭も体も通り抜けて落ちてしまう寸法にしておく必要があります。
具体的には、隙間が10センチ〜23センチになっていたら安全規準違反です。出来るだけ間隔が狭いほうが安全に見えますが、そうではありませんので十分ご注意ください。
あと、ランドセルを背負ったままの使用は大変危険ですので、もしそのような子どもを見つけたら必ず注意してあげてくださいね。